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仙腸関節,AKAを応用したJMI療法 | 東京都豊島区 - ペインクリニカルセンター

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第2回 「偶然が生んだ幸運」

第2回 「偶然が生んだ幸運」

私も、AKAの治療に携わるようになってから本当に患者さんから様々なお話を聞く機会を持たせていただいています。その中でも、未だに印象に残っているお話の中から今回はお知らせしたいと思います。

今回のお話は、関節運動学に基づく治療法が一番重視しています骨盤の関節「仙腸関節」がいかに腰痛 と深い関わりを持っているかということをまさに証明したようなお話なのです。

Tさんという20代の女性の患者さんからうかがったお話です。
Tさんは、腰痛 を訴えて来院された患者さんでした。
初診ですので、JMIに関するお話を色々な角度から説明申し上げていました、そして仙腸関節に関するメカニズムの話をし終えた時でした。
「あっ、そうだったんだ。それで判りました。へえ~、じゃあれは偶然治ったんですね。」と突然大きな声で独り言を言われたのです。

「何か、今の話から思い出されたんですか?」とお聞きしますと「そうなんです。私の友人で凄く不思議な体験をした人がいるんです。でも、今先生のお話を聞いてその原因が分かりました。」とおっしゃるのです。
それで、Tさんの御友人が体験された不思議な体験のお話を聞かせていただくことになりました。

Tさんのお友達の女性の方は、以前から腰痛 で苦しんでいらして病院からは、「椎間板ヘルニアだから、これは手術しないと治らないよ。」と宣告されていたのだそうです。ついに、手術を決心し入院するために当日家を出ました。しかし、準備に手間取り出遅れてしまい、病院に入る約束の時間から遅れそうになってしまったのです。

痛い腰をかばいながら、小走りで道を急いでいました。そして地下鉄の階段を降り始めた時に事件が起きました。足を滑らせて転んでしまったのです。転んだ時の姿勢は、ドスンと尻もちをつくような形で垂直に、階段のコンクリートに骨盤を打ちつけてしまったのです。御本人はその瞬間真っ青になってしまったそうです。打ちつけた痛みと、ますます腰痛 を酷くしてしまったのではないか。これから手術を受けるのに大丈夫なんだろうか。という様々な不安が交錯されたようです。

「これは、きっと立ち上がれないだろうな。ひょっとすると、救急車呼ばなくちゃいけないかな。」と不安にかられながらとにかくその場を離れなくてはという一心から体を少し動かしてみました。その瞬間、奇跡が起きたのです。「あっ、腰が痛くない。嘘!どうしたの?何が起きたの?」と思いながらそっと立ち上がってみました。今朝まで感じていたあの腰痛 が、嘘のように消えてしまっていたのです。

打ち身によるお尻の痛みはあるものの、あの憎らしい腰痛 はどこかへとんでいってしまっていたのです。彼女も不思議に思いながらも、病院との約束があるので急いでそのまま病院に駆けつけました。そして、今朝起きた事を事細かにお医者様に説明し、腰痛 が全く消えてしまった旨を伝えたのです。お医者さんは首を傾げながら、「とりあえず、レントゲンを撮って見ましょう。そんな不思議な事があるわけありませんから。」と言ってレントゲン検査をとりあえず受けたそうです。そうしますと、以前の画像診断通り腰椎の間から椎間板が少し出ている症状は全く変わり無かったのです。

しかし、現実に痛みは全て消えてしまったのです。これには、お医者様も頭を抱えてしまわれました。本人が痛くないと言っているのに無理やり手術するのもおかしな話です。結果、「それでは、暫く様子をみましょう。痛くなったら直ぐいらしてくださいよ。」と念を押されて帰されたそうです。その事件があって以来、彼女は全く腰痛 を感じなくなり今は元気にされているそうなのです。

Tさんは、私のJMIに関する話を聞いていてこの話を思い出されたようなのです。そして、お友達の彼女に起きた事は決して偶然ではなく、仙腸関節のメカニズムからしますと起きても決して、不思議では無い現象であるということを私の説明から理解されたのです。

(Tさんですが、彼女の腰痛 もこのお話の主人公の方のように一度の治療で殆ど痛みが消えてしまい、今は数ヶ月に一度いらしていただいているだけの状態が続いております。)

ここまで読まれた賢明な読者の方でしたら、「あ~それはきっと偶然関節の位置が戻ったんだな。」と思われると思います。その通りなんです。実は、尻もちをついた形と言いますのは、仙腸関節がかなり緩んだ位置に近いものがあります。そこに、大きな衝撃が偶然にも良い角度で加わった為に、ずれて動かない位置に入っていた仙腸関節が、旨い具合に元に戻ってくれたのです。しかし、この事件のようなことはまず通常の生活をしていてはありえないことは言うまでもありません。(今現在腰痛 でお悩みの方、決して真似をしたりしないでください。場合によっては大事故につながることがありますので。)

次は、これも患者さんから直接うかがったお話です。
初診でいらしたKさんという40代の奥様に、いつものように仙腸関節のメカニズムについてお話をしていましたらやはり過去に体験された不思議な現象を突然思い出されまして話してくださったお話なのです。

Kさんの御主人は長年の腰痛持ちでいらして、長時間の車の運転がとても苦手でいらしたのだそうです。事件が起きたその日は、近くに奥様と車で買い物に出かけられた時だったそうです。交差点で信号待ちをしていたところ、突然後ろから追突されてしまったのだそうです。かなりの衝撃があったそうですが、お二人ともシートベルトをされていたので大きな怪我をなさることはなかったのだそうです。しかし、御主人は運転席のシートのロックが外れて前に押し出されてしまう程の衝撃を受け、その瞬間「これで、腰をますます痛める事になったな。くそ~。」と思われたそうです。「おそらく、車の外に出る事は出来ないだろうな。」と思いながらぶつけた相手にとにかく会わなくてはと思い恐る恐るドアの外に足を出したのだそうです。そして、足に体重をそろそろと移し始めると「あれ?妙に腰が軽いな。」と思われたそうです。そして、外に出て見ると運転中もなんとなく違和感があり鈍痛があった腰がすっかり楽になっていたそうです。「いったい何が起きたのか?」と思いながらも突然腰痛から解放されてしまった嬉しさから、腹立たしい事故の交渉をしながらもついつい笑みがこぼれてしまったそうです。その事故をきっかけに全く腰痛が無くなってしまい、今では「あの事故は、腰痛の事を考えたらむしろ感謝しなくちゃいけないね。」と笑って話せるまでになっていらっしゃるとの事でした。

このお話も、決して不思議なお話では無いのです。仙腸関節のメカニズムから言いますと起きても不思議では無い現象と言えるのです。座っている姿勢と言いますのは、仙腸関節が一番緩んでいる状態に近い状態です。そこに、大きな力が良いタイミングと角度で加わった為に仙腸関節の機能異常が部分的に上手く取れてくれたと考えれば何の不思議もない話なのです。運が良かったと言えばそれまでの話ですが、二度と起きてはくれない幸運であった事だけは確かです。

今回のお話のようなまさに偶然とは言え、関節になんらかの衝撃が加わったはずみに痛みが消えてしまうような経験というのはどなたにも長い人生の中で一つ二つおありになるのではないでしょうか。ただ、どうしてそういう事が起きたのかという医学的なメカニズムが分からないまま「あ~よかった。」で済んできてしまっているという事が殆どだと思うのです。今回のお話から得る教訓は、「腰痛が、背骨や筋肉の問題から起きると言う話を、鵜呑みにする事はやめた方が良い。」ということです。このお話の主人公の方に起きた現象を、今の通常の医学では絶対に説明不可能です。しかし、JMIならば明快に説明が出来るのです。もっと、仙腸関節の重要性に気づいていただける機会があれば嬉しく思います。

今回お話しました2件の不思議な話で起きた事と実によく似た体験から何かを感じ取りこれを発展させると「腰痛治療」に生かせるのではないかと気づいた人たちがいるのです。従来からの医学の固定観念に侵されていない発想が出来る人達がいたのです。所謂、民間療法と称する事をおこなっている人達です。発想は実に素晴らしいのですが危険性も同時に持ち合わせています。その功罪について次回はお話してみたいと思います。

2016-06-23 20:34:47

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